2005年6月1日、次女が白血病の宣告を受けました。7ヵ月の闘病生活を終え、次女は無事私たちの元に帰ってきました。
次女が退院後、妻が病院ボランティアとして小児病棟内で絵本の読み聞かせ活動を始めました。その後、読み聞かせ活動だけでなく、7ヵ月の闘病生活の中で経験したことを元にいくつかの支援活動を作りました。別途、NPO法人を立ち上げ独立させた活動もあります。
2025年、次女の入院から20年目、今年、一歩活動を前に進めようと考えました。ソーシャルビジネスに挑戦することにしました。
ソーシャルビジネスの定義はいくつもありますが、寄付や補助金だけに頼るのではなく、モノやサービスを開発、販売し、その利益を使って活動を続けるのです。最初に発売するのは「玄米カイロ」です。このカイロは次女の健康回復を考え、妻が試行錯誤をして作りました。
2011年には玄米カイロをテーマに書き下ろした本も出版しています。
リトルドア 尾関泰輔
2009年にスタートした「本に願いを」という小児病院、小児病棟に絵本を届けるプロジェクトを再開します。
この活動に玄米カイロの収益を使わせていただきます。
一言で表現すると「温泉のようなカイロ」です。
電子レンジでほんの1〜2分チンすれば何度でも使用できます。
使い捨てカイロにはない「湿感」が特徴のカイロです。
例えばお腹の上に置けば、内臓の内側から温まり、カラダ全体がお風呂に浸かっているかのように感じることができます。
原料は玄米と米ぬか、天然塩です。3つの原料の配合を試行錯誤して作りました。
「玄米カイロ」の匂いは、天然酵母パンの匂いに似ています。使っているとお腹が空いてきます。
数年前から、ダイエットが成功してスマートになるより、「朝、目覚めたときにぴかぴかに元気なカラダをください」と思いはじめました。
それは、もちろん私自身が人生後半にさしかかったこともあるでしょうが、ぴかぴかで元気なカラダになると、自然にふわふわでやさしい気持ちになります。そうすると仕事も家事も楽しく前向きにできる。そして、知らないうちにすっきり自然にダイエットできている。なんだか得した気分!
あなたは、朝、目が覚めた瞬間、どんな気持ちで1日の始まりを迎えていますか?
まっさらな1日が始まる感じでしょうか?それとも、布団の中で、昨日や1週間前からのつづきのあれをしなくちゃ、これもやらなくちゃいけないと考えていますか?
目が覚めたら、今日はあれもできる!これもできる!というよろこびで1日をスタートしていたのは、いつの頃まえだったでしょう?
どうぞ、ダイエットやアンチエイジングで自分を追い詰めないで、もっともっと自分を可愛がって、いたわって、ぎゅっと抱きしめてあげてください。
あなたのカラダの「気持ちいいい」を感じてあげれば、自然に元気が戻ってきて、あら不思議、カラダが軽くなってきます。
玄米カイロは、もう一度、女性が自分のカラダを大切に扱うために、大げさに言えば自分自身のカラダを取り戻すために大きなヒントを与えてくれます。玄米カイロはあなたの内側の「生きる力」にフォーカスすることができます。
女性がやさしい気持ちで毎日を笑って暮らせますように、背筋をぴんと伸ばして、おヘソに力を入れて、美しく生きることができますように。
玄米カイロが、ほんの少しでもあなたの元気の素になればとてもしあわせです。
リトルドア 尾関えり